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聞こえない声が聞こえる、見えないものが見える
統合失調症は、脳のドパミンという物質が過剰に放出されることで起こる病気です。結果的に脳の様々な働きをまとめることが難しくなり、そのため幻覚や妄想などの症状が起こります。例えば、自分の噂や悪口が幻聴として聞こえてくるなどの症状もみられます。妄想には、嫌がらせをされていると思い込む被害妄想などが代表的です。 周囲から見ると、「独り言を言っている」「悪口を言われたなどと訴える」「話がまとまらず支離滅裂になる」「一人でいることが多い」などがサインとして表れます。本人には現実味があり、自分ではそれが病的な症状だとは気づきにくいものです。早期に治療を開始するほど、回復も早いといわれていますので、ご家族や周囲の方がサインに気づいたときには、早めにご相談ください。
主に妄想が長く続く病気で、一般に妄想性障害は成人期中期から後期にかけて発症します。統合失調症よりもまれな病気です。 幻聴や陰性症状などが目立たないのが、統合失調症との主な違いです。 治療は統合失調症に共通する部分があります。