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不安でたまらない、環境になれない、仕事に行きたくない|松山市の心療内科|こさか心療内科 デイケア・もの忘れクリニック

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不安でたまらない、環境になれない、仕事に行きたくない

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パニック障害

パニック障害

パニック障害とは、場所や時間に関係なく、突然激しい恐怖や強烈な不快感の高まりが数分でピークに達する「パニック発作」が繰り返される疾患です。
私たちは、不安や緊張、さらには身の危険を感じると、脳のホルモンバランスが崩れることで、動悸が強まったり、息苦しく感じたり、発汗したり等、危機的な状況から身を守るための身体反応を伴います。
パニック障害では、身の危険が及ばないような環境下でも、緊張や不安が強く出てしまい、体の緊張や防御反応としての身体症状であるパニック発作が強く出てしまうのです。
また、パニック発作は、動悸や息苦しさだけではなく、このまま死んでしまうかもしれないといった、切迫感のある苦痛を伴う症状です。したがって再びパニック発作が起きてしまうのではないかと、ひどく恐怖心を抱いてしまう(予期不安)点も特徴なのです。そしてそれがさらに発作の契機となるのです。
このパニック障害の治療では、まず不安を軽減する、抗うつ薬や抗不安薬による薬物療法があります。また少しずつ苦手なことに挑戦し、ゆっくりと慣れていく心理療法も有効です。無理をせず、自分のペースで取り組む事が重要です。

社会不安障害(SAD)

社会不安障害(SAD)とは、例えば人前で何かをしようとした時に不安に襲われ、極度に緊張するなど極度のあがり症ともいえる症状がみられる心の病です。人前で話をする時になどに強い不安と緊張を感じ、混乱に陥ります。それにより、他人に悪い評価を受けることや人目を浴びる行動への不安により強い苦痛を感じることで身体不調をきたすため、次第にそうした場面を避けるようになることもあります。このように、日常生活に支障をきたすことを、社交不安障害(SAD)といいます。

適応障害

適応障害とは、ストレスが原因で引き起こされるものです。適応障害の症状には様々なものがあり、それらは、受けているストレスや環境、本人の性質などによって現れ方が違います。過度な不安から起こる症状には動悸や息切れなどがあります。また、何事も悲観的に捉えてしまったり、わけもなく気分が落ち込み、憂鬱感や喪失感に襲われたりすることもあります。学校や会社に行こうとするとお腹の調子が悪くなったり、頭痛が起こってしまったり、腰や背中が痛くなるというように体調不良として症状が現れることもあります。
治療としては、まずストレスの元に気づくことです。その上で、そのストレスから逃れることが可能であれば、一旦ストレスを取り除くか減らした環境で過ごすことが重要です。状況によっては薬物治療を併用することもあります。

うつ病

うつ病は、気分が落ち込む、何をしても楽しめないといった精神状態で、不眠や食欲不振、疲れやすい、集中力の低下などの身体的症状も伴うなど、日常生活に支障が生じてきます。ストレスを背景に、脳内でセロトニンが減り、脳がうまく働かなくなっている状態であり、ものの見方や考え方が否定的になる傾向もみられます。ひどい場合には死にたい気持ちが強まることもあります。

統合失調症

統合失調症は、脳のドパミンという物質が過剰に放出されることで起こる病気です。結果的に脳の様々な働きをまとめることが難しくなり、そのため幻覚や妄想などの症状が起こります。例えば、自分の噂や悪口が幻聴として聞こえてくるなどの症状もみられます。妄想には、嫌がらせをされていると思い込む被害妄想などが代表的です。
周囲から見ると、「独り言を言っている」「悪口を言われたなどと訴える」「話がまとまらず支離滅裂になる」「一人でいることが多い」などがサインとして表れます。本人には現実味があり、自分ではそれが病的な症状だとは気づきにくいものです。早期に治療を開始するほど、回復も早いといわれていますので、ご家族や周囲の方がサインに気づいたときには、早めにご相談ください。

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